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MCU(マーベルシネマティックユニバース)へのラブレター

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マーベルシネマティックユニバース

11年間映画を作り続け、ついには1つのユニバースまで構築してしまった唯一無二の映画シリーズ。「インフィニティサーガ」のラストを飾る「アベンジャーズ エンドゲーム」の公開まで1ヵ月を切った。。。

 

■思えばいつでもそばにあった

小学生の時サムライミ版「スパイダーマン」を観て、スタイリッシュなウェブスイングと「親愛ある隣人」というヒーロー性に惹かれ、それ以来、アメコミ映画を観続けてきた。大学生になってからは邦訳中心ではあるがコミックスも読むようになり、何を血迷ったか「スパイダーマンの街だし、、、」という舐めきった理由から留学先にニューヨークを選択。どうやってもカントリーボーイである自分の根っこと否応なく向き合わせられる毎日を過ごしたこともあった。そんな、当たり前のようにそばにあったMCUが、壮絶に、終わる。

 

MCUの何がすごいのか

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ氏は、MCUシリーズの「アイアンマン」~「アベンジャーズ エンドゲーム」の全22作品を「インフィニティ・サーガ」と呼んでいるとコメントしており、これは第1ウェーブであるとことを明かしている。

https://comicbook.com/marvel/2019/03/19/avengers-endgame-mcu-first-wave-infinity-saga-kevin-feige/

 

やばいっす。超大作22作品で第1ウェーブ。映画でユニバースって構築できちゃうんですねぇ。。。超長期的な構想の元、コンスタントに映画を作り、稼いで、ファンを楽しませる。ぼくがはたらくかいしゃの「中期計画」ってなんなんだろー

 

■マイディアヒーローズ

かつて、プロレスやドリフが社会現象となり、ほとんどの日本人が同時間にテレビに釘付けとなっていた時代があったらしい。現代は1人に1台のスマートフォン。映画や小説、モノの楽しみ方は十人十色。趣味嗜好も多様化し、それと同時にファンのコミュニティも縮小・多様化。エンタメから「同時性」は無くなりつつある。

 

MCUはどうだろう。全世界の観客が同時にMCUという「神話」を楽しんでいる。この時代にエンタメの「同時性」を体現する高みにあるのだ。11年もの間「エンドゲーム」に向けて物語を紡いできたMCU。どのようにアベンジャーズがアベンジするのかアッセンブルするのか、この大きすぎる期待というハードルも悠々と超えてくれる。そう確信させてくれるぼくらのヒーロー。こんなロクでもない時代に「この時代に生まれて良かった」なんて思わせてくれて本当にありがとう。ビッグリスペクト!!

 

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